近年の大学入試改革により,入試の形は劇的に変化しています.かつての「知識を問う試験」から,現在は「知識をどう活用するかを問う試験」へとシフトしているのです.特に注目すべきは,小論文の「圧倒的な配点ウェイト」です.
*東北大学や名古屋大学などの難関国立大における総合型選抜では,配点
の50%以上を小論文や書類審査がしめるケースが珍しくありません.
共通テストで高得点を取っても,小論文の論理性が欠けていれば一気に
逆転を許してしまいます.
*慶應義塾大学では,ほぼ全ての学部で小論文が必須です.
英語や地歴が合格点でも,小論文が足切り点(基準点)に満たなければ
不合格となる,まさに「最後の門番」です.
*最近では単に意見を書くだけでなく,複雑な表・統計グラフや英文資料
を読み解いた上で論じさせる「ハイブリッド型」が増えています。
早稲田大学政経学部グローバリ入試では,表やグラフを使った計算問題
も毎年出題されています.これらの問題で,付け焼き刃の対策では太刀
打ちできない,真の思考力が試されているのです.